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ロクゼロコラム
3分で読める社内勉強会の話
オンライン社内勉強会で扱いたい学習テーマ「セルフマネジメント」
2021.05.13
オンライン社内勉強会で扱う学習テーマに困っていませんか?テーマの探した方も色々とありますが、できれば実務で活用できるものにしたいですよね。そこでおすすめしたいのが「リモートワークで活用できるセルフマネジメント」です。
セルフマネジメントは、いわゆる“自己をコントロールする力”であり、私たちが現場で健康に働くために必要な能力です。とりわけリモートワークが普及してきた現代においては、その重要性が非常に高くなってきました。
なぜセルフマネジメントが重要なのか
リモートワーク化においては、自宅や社外で仕事をすることになります。つまり、本来の環境(人間関係やオフィス)と物理的に遮断されることになります。とりわけ自分一人しかいない自宅においては、誰からも見られることなく作業をすることになります。普段の環境と違うことにより、パフォーマンスが低下する事態もありうるのです。それを防ぐために、自己をコントロールする力を身につけ、普段通りのパフォーマンスを発揮することが重要なのです。
具体的にセルフマネジメントに有効な方法をご紹介しましょう。
ポモドーロ・テクニック
“25分作業” をして”5分休憩” を4回繰り返したら、”15分の中休憩” をとる方法です。続けて作業する時間を制限し、休憩時間を短くすることで、集中力をとぎらせずに作業を進めることができます。
こんな方におすすめ
・集中力が持続できない方
・時間の管理が苦手な方
ツァイガルニク効果
中途半端になっている事柄が気になる心理を、“ツァイガルニク効果” といいます。この心理効果を利用して、意図的に仕事を途中で切り上げると、次に作業に戻るまでのスピードが増し、仕事へのストレスも軽減されると言われています。ポモドーロ・テクニックと併用して、25分が経過したら途中で仕事を切り上げてみるのもよいでしょう。
こんな方におすすめ
・集中力が持続できない方
・仕事の作業スピードを向上させたい方
朝の儀式
通勤のないリモートワーク(自宅作業の場合)では、勤務時間とプライベートの時間の境界が曖昧になります。そこで、出勤前の身支度や通勤に代わる、自分なりのルーティンを決めておくと、仕事モードへの切り替えが意識できるようになります。
例)
仕事用の服に着替える
お化粧をする
シャワーを浴びる
家族に「行ってきます!」と言う
1日のタスク整理をする
こんな方におすすめ
・ついダラダラと仕事をしてしまう方
・朝に弱い方
散歩・日光浴
リモートワークで姿勢を変えずにいると、脳内への血流が悪くなり思考力が落ちてしまいます。そのようなときは、休憩時間を利用して散歩に出かけてみましょう。10分程度の短い時間でも、仕事中と異なる動作をすることで、凝り固まった思考を切り替えることができます。
こんな方におすすめ
・集中力が持続できない方
・身体を動かす機会が減った方
PowerNap(昼寝)
*パワーアップとナップ(昼寝)を掛け合わせた造語
人がもっとも眠気を感じるのは、就寝時刻から15時間後と言われています。ちょうど、午後の早い時刻がそれにあたりますが、このとき30分以内の仮眠をとると、作業能率の改善に効果があります。
こんな方におすすめ
・集中力が持続できない方
・食事後に眠くなってしまう方
まとめ
いかがでしたでしょうか。これ以外にもセルフマネジメントの方法はいくつもあり、個々によって有効な方法も異なることでしょう。オンライン社内勉強会でこういったテーマを扱う場合、「私のおすすめセルフマネジメント手法」のようなものを共有する時間があっても良いかもしれません。ぜひ会社全体のパフォーマンス向上のため、皆さんの意識を変えてみてください。