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ロクゼロコラム

今すぐ学びたいビジネススキル

情報感度を磨く、これビジネスの必須スキルです。

2021.12.17

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最近、“鉱物”に興味があり、検索を繰り返していたら、インスタも動画サイトも、とにかく“ヘマタイト”や“ゲーサイト”の鉱物写真ばかりが「おすすめ」に挙がるようになってしまいました。お気に入り情報が自動的に集まる世の中です。目にする情報が偏るのも致し方ないのかもしれません。が、それでよいのかビジネスパーソン!?

情報感度の高い人とは

皆さんの周りに「この人は情報感度が高いな」と思う人はいますか?

それはどんな人ですか?

私が思い浮かべるのは、ある後輩男性。

若者らしく、ファッション、IT端末、アプリはもちろん、業界情報、顧客情報など、興味・関心のオーラが全身から溢れています。とにかくアクティブに情報を取りに行く姿は、生きた情報を得ることの楽しさと有用性を感じます。

もう一人は、現在は退職され地元で起業されたかつての上司。

私はその方が定年間近な頃にお会いしました。重責を担う役職でしたが、知らないこと、分からないことを素直に若い部下に尋ねる様子が印象に残っています。情報の種類、収集方法に垣根を作らない柔軟さがありました。

情報感度とは、必要なときに必要な情報にアクセスでき、また、その情報の真意を判断して活用できることではないかと思います。上記のお二人は、常日頃から多種多様な情報を自分から取りにいき、人として興味・関心の領域が広く、生き生きとしています。

しかし、ただただインプットが多いだけではありません。拾った情報がビジネスの現場に結びつくかどうか、このことにも敏感です。そのため彼らの仕事ぶりはいつも新鮮であり、使う情報には活力があります。

キー局のニュース、新聞、雑誌、ニュースリリース、インターネット、SNSなどなど、現在の情報ソースは多様です。湧いては消える情報を選り好みしない好奇心と、そのなかで今、有用な情報を見極めるビジネスセンス、これらが相まった人が情報感度の高い人と言えるのではないでしょうか。

なぜ情報を集めなくてはいけないのか

さて、何故ビジネスパーソンは情報を集めるのか。それは、「決断するため」です。

徳川時代、江戸~大阪間を公用飛脚は3日をかけて親書を届けたといいます。街道は舗装されておらず、山道もあったでしょうから、このくらいの時間がかかったのでしょう。今ではどうでしょうか。東京大阪間、この距離の概念さえなくなり、情報は一瞬で全世界へと伝えることができます。何か事を成そうとしたとき、その情報は誰にでも伝えることができ、また、誰にでも伝わります。

すなわち、商品・サービスの価値、競合他社の動向、ターゲット顧客層の消費傾向など、ビジネスの成否を左右する人々の嗜好や業界の方向性が、情報を受けることで乗法的に変化しうるのです。

現代は、情報によってヒト、モノ、カネが動く時代であり、今や、情報なくしてビジネスを成功させることはできません。

組織やビジネスの大きさ、情報を扱う人物の職責などで、求められる情報の濃度や種類は異なります。しかし、飛び交う情報が、物事にどのように作用するかは想像の範囲を限定するものではありません。ビジネスパーソンは、常にアンテナを張り、あらゆる角度で情報に関与していく必要があるのです。

情報収集で気をつけたいこと

現在では、政治、社会、芸能、どんなニュースにも手元の端末からアクセスできます。「これ」と思う有用なメルマガに登録しておけば、延々と情報が届き続けます。

ただし注意したいのは、そうやって目にする情報はパーソナライズされているということです。冒頭でお伝えしたとおり、今や私のスマートフォンは鉱物の写真でいっぱいになっています。同じようにニュースサイトも私が興味関心のありそうなニュースが表示されているのでしょう。メディアはメディアごとの主張や目的によって情報を記載し発信しています。その事実を忘れてはいけません。

今、目にしている情報があたかも社会通念であるような錯覚から逃れるには、次の3つが効果的です。

①メディアを限定しない
②多種多様な情報に触れる
③人脈を広げて情報に幅を持たせる

いかがでしょうか。これらを意識することで、他者の価値観を借りることができ、情報を柔軟に取捨選択することができます。趣味嗜好に偏った価値観はユニークなアイデアを生みますが、パブリックな判断には向きません。情報価値の判断も同じことです。まずは偏りのない、ある意味一般的な切り口で情報を分析し、次に自分のセンスや直観と情報をリンクさせる、こんな情報の使い方ができるとよいのではないでしょうか。

情報感度を高めるポイント

では、どのようにしたら情報感度は上がるでしょうか。その答えはとても単純。

「得た情報をアウトプットする」、これ一択です。

情報は、ビジネスや日常生活に紐づけされたときに初めて具体的な価値を持ちます。私たちが得る情報の量は今や膨大であり、頭のなかにその一つ一つを蓄積していくことは不可能です。また、その情報がいつ役に立つかも分かりません。

情報を整理して、後に利用できるように工夫を施すことが望ましいでしょう。

ところで、情報収集能力と情報感度は似ているようで、厳密には違うものです。情報感度は、その情報が何と紐づくのかに気づく「ひらめき」であるといえます。もともとアイデアが豊富でひらめきの達人という人もいますが、普通の人である私たちが情報からひらめきを得るには、数多くの情報に触れ、事実を知り、知識を増やして準備しなければなりません。そのうえで、物事と情報をミキサーにかける癖付けが必要です。

この癖付けの時にこそアウトプットをしてみてください。情報を図解してもよいでしょう、文字に起こしてもよいでしょう。

仲間とシェアして話し合うのも悪くありません。

業界ニュース、経済ニュース、趣味嗜好、何と何が結びつくのか、考えを巡らせるだけで楽しそうだと思いませんか?

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