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ロクゼロコラム

3分で読める社内勉強会の話

人を集める!人が集まる!社内勉強会のヒミツ

2021.07.02

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社内勉強会を主催しているけど、なかなか人が集まらない!そのような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。人が集まらないのは、相応の理由があります。ぜひ以下の3点を意識して、“人が集まる社内勉強会”を実施してみてください。

3つのポイント

 ①参加したいと思わせる開催告知を行う

ますは開催概要を正確に伝える必要があります。日時や内容だけでなく、誰がファシリテーターを行うのか、なぜこの内容なのかなど、端的に伝えるようにしましょう。また、勉強会のタイトルにもぜひ力を入れてみてください。ただ単に「プレゼンテーション」というテーマで伝えるよりも、「営業力アップ!魔法のプレゼンテーション」のように、参加したくなるタイトルにするとよいでしょう。

また、参加可能人数○名までといように、定員を伝えることも効果的です。対外的なセミナーのように見えるかもしれませんが、「限定」「先着」などといった言葉に惹かれる人の心理的側面を突く方法です。

加えて、誰がファシリテーターを務めるかも重要になる場合があります。先の例で言うと「○年度営業成績No.1の○○さんが教える」というような名称にすると、興味を持つ人も多くなるでしょう。

②開催日を固定する

学びを習慣化するという意味も含め、開催日を固定することも有効です。例えば週1回のペースで実施するのであれば、「毎週金曜日の17時~」と決めてしまうのもよいでしょう。習慣にするということはとても大切で、私達の日常でいう歯磨きやお風呂と一緒の感覚に近づくようにもなります。学ぶことを習慣にすれば、自然と勉強会にも足を運ぶようになります。

他には、忙しい社会人であれば、当然ながら仕事の納期や付合いなどもあるはずです。自身のスケジュール管理のうえで、勉強会の開催が定期的であれば予定にも組み込みやすいですね。

③楽しいと思ってもらえる工夫を施す

なかなか難しいことと思いがちですが、勉強会を楽しくするにはいくつか押さえておきたいポイントがあります。純粋なファシリテーターの力量に左右されず、実施できることを挙げてみました。

・笑顔を引き出す(アイスブレイク)

・リラックスさせる(適度な休憩やお菓子)

・内容の充実化(事前アンケート)

まず、お互いをよく知れるような自己紹介の場やアイスブレイクを実施しましょう。自己紹介といっても、ただ名前を言うだけではなく、出身地、血液型、趣味などといった共通項ができるようなものも発表させるとよいでしょう。共通項があると安心感を得られ、より雰囲気よく勉強会に臨めるはずです。

次にリラックスをさせること。社内勉強会においては、緊張感があるよりは落ち着いた雰囲気の中で行うほうが、参加者も多くのアウトプットを出しやすいはずです。そこで、適度な休憩やお菓子などの提供などをしてみるとよいでしょう。

最後に、内容の充実化。やはり実務で活かせる内容でないと、なかなか前向きに取り組めないものです。そこで、事前アンケートなどによりテーマや内容を決めておくとよいでしょう。「学びたいこと」であれば、参加者も前のめりの姿勢で臨むことができるはずです。

 まとめ

いかがでしたでしょうか。社内勉強会に人を集めるには、色々な工夫ができることがお分かりいただけたかと思います。しかしながら、ここに挙げたものはあくまで例にすぎません。自社の社風や参加者の特性などによっても色々な仕掛けができることでしょう。少人数の社内勉強会ももちろんいいのですが、「人を集めたい!」と感じている方はぜひ参考にしてください。