ロクゼロコラム

3分で読める社内勉強会の話

社内勉強会でかなえる成長のアウトプット。あなたの知識を役立つ知恵に!

2020.10.01

社内勉強会、と聞いて「テーマ」や「資料」といった単語が浮かぶのは、おそらく勉強会運営チームの皆さんでしょう。勤め先の会社に社内勉強会がある皆さんの多くが、「参加するか、しないか」のスタンスで勉強会を捉えているのが一般的だと思われます。でも、せっかくの社内勉強会のシステム、もう少し積極的に関わってみませんか?

社会人の学習は、自己満足に終わりがち?

社会人の皆さんは、読書や習い事などの方法で学習をされることも多いでしょう。学生の頃に比べ、学習方法も自由です。私は、本を読んでいて知らない言葉や気になるエピソードがあった時、「本筋ではない、脇道だな」と思いながら、そこに入り込み、しばらくそれを調べる、というようなことをしてしまいます。そうした本の読み方が結構面白く、当初読もうとしていた本より多くの時間を費やすことがあります。もしこれが試験勉強だとしたら非効率で合格点はとれません。しかし、大人が学ぼうとするきっかけは、自分本位の興味・関心であることも多いので、気分の赴くまま、自分のペースで勉強してもよいのかもしれません。いわゆる自己満足ではあるのですが、継続して学ぶことで、何か蓄積するものがあるのではないか、そんな風に思うものです。

「学習の成果を評価されたい」。これ、健康的です

さて、気分の赴くままに本を読んだとして、皆さんはその内容をどのくらい覚えていますか?また、それらの知識をどのように役立てていこうと思いますか?試しに、「勉強になった、面白かった」と感じた本のあらすじを誰かに話してみてください。説明できない論理展開や思い出せないエピソードがあって、うまく伝えられない箇所があるはずです。なぜなら、孤独な勉強は、自分の興味の方向にだけアンテナを伸ばすため、そもそものインプット量と学習範囲が足りていないからです。

「それで構わない」と思う向きもありますが、私たちには、学んだ知識の行き場を求めたり、知識を得た自分に対する承認欲求が湧いたりすることもあります。せっかくの知識やスキルを発信しないままに、他人に評価されないことを卑屈に思うのは、健康的ではありません。そんなとき、自分で自分を褒めるのもよいですが、やはり人に評価してもらうことが自信につながるように思います。

講師チャレンジで成長のアウトプットを実現しよう

孤独に学んで蓄積したままの知識は、本人の頭の中にしか存在しません。可視化するには第三者への公開が必要です。学生であれば、試験で成果を発揮することができますが、私たち社会人にはどのような手段があるでしょうか。

そこで、お勧めしたいのが社内勉強会の講師やファシリテーターとして登壇することです! 「講師なんてとんでもない」と反射的に拒絶する前に、ひとまずアウトプットを想定して脳内を眺めてみてください。自分が講師をするならこのテーマだ、と思えるひとかたまりの知識や得意分野、あるいは、誰よりも興味があると思えるテーマはありませんか?テーマが見つかったら勉強会の参加者に向かって話すつもりで、資料の構成をイメージしてみましょう。

運営チームの考え方や会社組織の介入の仕方によって社内勉強会のスタイルは様々ですが、多くの勉強会では、自由度の高いテーマ設定が可能となっています。また、若い社員の成果発表(あるいは業務改善)の場として機能している勉強会もたくさんあります。皆さんが運営チームに一声かければ、即、本気の講師チャレンジになるかもしれません。

アウトプット3つのメリットとその方法

こうして社内勉強会への登壇をお勧めするのは、知識のアウトプットに大きなメリットがあるからです。そのメリットを整理してみましょう。

■知識が体系的に整理され定着する

誰かに知識を提供するには、物事を理論的に秩序立てて表現しなければなりません。第三者が理解しやすい順序を考え、内容のヌケモレに注意をはらうことで、知識が整理・再生されて記憶されます。

■インプット(学習)の際の意識に客観性が加わる

アウトプットを前提に学習することにより、幅広く深い知識を得ようと意識するようになります。個人的な興味・関心より一段高い、俯瞰の視点でテーマを見ることで、整理された知識としてインプットされます。

■知識が再展開される過程で新たな気づきが得られる

アウトプットを続けていると知識と知識が有機的に機能して、別の新たな発見につながることがあります。アウトプットの多い人は、知識量が豊富なだけでなく、アウトプットによる気づきの量が多い人でもあります。

アウトプットは、自分の知識を文章に起こしたり、誰かに話したり、行動にうつすことを指します。社内勉強会に登壇する際は、勉強会資料を作成して参加者に伝えるので、「書く」「話す」のアウトプットが必要です。話した内容に責任を持つという意味では、選んだテーマに関連した行動に注意を払うようになるので、「行動にうつす」アウトプットも行うようになるでしょう。講師やファシリテーターなどおこがましい、と思わず、いつか挑戦する気持ちで社内勉強会を意識してみてください。

まとめ

知識は学んだ人の脳内から発信されない限り、人の役に立ちません。アウトプットをすることで、皆さんが学んだ知識が仲間の役に立つだけでなく、皆さん自身の成長にもつながります。試験勉強は一人でできますが、社会勉強は一人ではできません。孤独な学習から抜け出し「社内勉強会で社会勉強」、してみませんか?

さあ やろうぜ!社内勉強会!

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