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ロクゼロコラム

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ビジネスパーソンなら知っておきたいお金のこと

2021.07.21

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4月に入社した新入社員の皆さんの中には、そろそろ本配属を迎える方も多いのではないでしょうか。GWが過ぎ、お盆休みを前に仕事にも少しずつ慣れてきたこの時期、コロナ禍というこれまでとは違う日常の下で「働く」ということを経験し、短いながらにその苦労や楽しみを感じている方も既にいるかもしれません。

さて、そのような方も含めおおよそビジネスの世界に足を踏み入れ3-4か月が経過し、もともと抱いていた社会人とイメージが異なる部分が出てきているかもしれません。その最たるものといえば、お金の概念でしょうか。これまでの学生という立場では「お金を支払って授業を受けていた」のが、社会人では「お金をいただいて商品・サービスを提供する」という立場に変化したのです。この認識の違いはとても大きく、それと同時に“お金の意味合い”もかなり違うことが分かります。

収益・費用・利益の関係性

そもそも一言でお金と言っても、ビジネスにおいてその性質は様々です。しかしながら、ある程度大きなくくりで分けるとすれば、入ってくるお金と出ていくお金、残ったお金の3分類に大別できます。まず、入ってくるお金というのが「収益」であり、出ていくお金が「費用」なのです。

 

『収益』=商品・サービスの対価として受け取る金額

 

『費用』=企業活動全般において対価として支払う金額

上記二つを差し引き(収益-費用)残ったものが「利益」です。企業活動においては収益・費用・利益はどれも重要なものですが、その中でも利益は、企業の存続に関わる生命線のような存在であり、経営視点から見ても特に大事なものなのです。

自分に置き換えてみる

収益・費用・利益の関係性について、いまいちピンとこない場合は、自分に置き換えてみるとよいでしょう。例えば、両親からお小遣いをもらっているとすれば、それが収益であり、学校の帰り道に飲み物を買えば、それが費用となるのです。それでは、例を見てみましょう。

収益

両親から月のお小遣いとして1万円をもらった

費用

学校からの帰り道に120円の飲み物を買った

休日に友人と映画を観に行って1,500円支払った

映画の帰りにランチを食べて1,000円支払った

電車の往復運賃360円を支払った

etc.

利益

この月はお小遣いから費用を差し引いて500円が残った

上記のように想像してみると分かりやすいですが、実際にはお小遣い帳などを付けている方以外はこのような細かい部分まで記録している方は少ないかもしれません。しかしながら、ビジネスにおいてはこの細かい一つひとつの流れをつぶさに記録する必要があります。企業規模によっては経理部といった専門の部署があるほどです。それほどまでにお金の流れは重要であるのですが、どれだけ専門的な内容になったとしても、大きな分類は収益・費用・利益の3つなのです。

数字で知る・語る・演出する

さて、ここまで収益・費用・利益の概念と関係性を説明してきましたが、そもそもこれらを知ることでどういったメリットがあるのでしょうか。考えられるメリットはいくつかあるのですが、その中でも特に「数字で会話ができる」という点に着目したいと思います。

例えばですが、上司と何気ない会話の中、以下の二つをイメージしてみてください。

A社ですが、昨年よりも好調らしいですね」

A社ですが、売上が昨年比で1.5倍、営業利益も業界水準を1%以上も上回ったらしいですね」

確かに前者でも意味は通じます。しかしながら、数字を交えた後者の方がより具体性もあり、何となく“できるビジネスパーソン”を演出できていると思いませんか?実は一人前の社会人になる過程において、このような自分を演出する表現や仕草はとても大事なことなのです。もちろん能力が伴うことも重要ではあるのですが、それっぽく見せる(=魅せる)ことで、他者がちょっとしたことでもこの人に任せてみようかなと思うものなのです。ぜひ数字やお金を語り、自分をできるビジネスパーソンとして演出してみてください。

 

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