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ロクゼロコラム

3分で読める社内勉強会の話

社内勉強会でキニナル“開催形式”まとめてみました!

2021.02.24

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社内勉強会における“実施形式”について考えたことはあるでしょうか?一般的な社内勉強会は、ファシリテーターが会の進行を行い、参加者が島形式で着座しグループワークを行うことが多いです。しかしながら、自社の特色に合わせた手法を取り入れたり、より効果的なスタイルで実施している企業もあります。本コラムでは、そのような社内勉強会の開催スタイルに焦点を当ててご説明したいと思います。

主な社内勉強会の開催形式

①通常形式

②交流会形式

③講座形式

④ハッカソン形式

⑤ライトニングトーク形式(LT形式)

①通常形式

最もオーソドックスな形であり、ファシリテーター1名と参加者が島になっている形式です。いわゆる講義とは違い、参加者主体のグループワークとファシリテーターによるヒントの提示などが主体の形式です。あくまで会の主体は参加者であり、話し合いや知見の共有により発見を得ていきます。

②交流会形式

通常形式と似ていますが、より参加者のコミュニケーションに焦点を当てた形式になります。ファシリテーターは同様にいますが、進行役としての役割が強く、あくまで参加者同士の関係構築がメインになります。通常形式と異なり、グループメンバーのシャッフルやワークもゲームのようなものを取り入れるとよいでしょう。また、ランチの時間帯や、夕刻から軽食もとりながら進めることもおススメです。

③講座形式

座学で知識を獲得することを目的にする形式です。集合研修と似た形になりますので、外部から講師を招聘したりすることも可能ですが、それによりコストがかかるといった側面もあります。また、参加者が受動的になりがちな点、理解度が個々により異なる点に懸念があります。しかしながら、一度に多くの情報をインプットさせることもできるため、目的と用途によっては有効な形式といえます。

④ハッカソン形式

ハッカソンとは、 ハック(hack)とマラソン(marathon)をかけたIT造語で、プログラマーなどがマラソンのように長時間をかけて成果を競うイベントのことを指します。社内勉強会をハッカソン形式で実施する場合、限られた時間内でプログラミングのアイデアなどを競う場合が多いようです。競争し成果をあげる過程で、チームの連携強化やモチベーション向上にも役立ちます。ここで出た企画がそのまま実務でも採用される可能性もあるため、参加者も真面目に楽しく取り組めることができるでしょう。企業によっては、合宿形式で数日を費やす場合もあるようです。

⑤ライトニングトーク形式(LT形式)

ライトニングトーク形式とは、発表者を複数人決めておき、その人たちが順番に発表(一人5-10分程度)を行っていく形式です。テーマは個々が予め決めておくため、ある程度の準備が必要となりますが、聴講側は短時間で様々な視点の考えや情報を取り入れることができます。発表者の事前準備や時間管理など注意すべき点もありますが、他の形式にはない気づきや発見を得られることでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。一言で社内勉強会と言っても、その開催形式は非常に多様です。勉強会を開催する目的や、自社の特徴にあわせて形式を決めておくとよいでしょう。もし迷う場合は、いくつかの形式をとりいれてみるのも有効です。

例えば、3か月を1つのスパンとして、

1回目:通常形式

2回目:講座形式

3回目:通常形式

4回目:講座形式

5回目:ライトニングトーク形式

6回目:ハッカソン形式(3か月の集大成)

という流れも面白そうですね。

企画される方は、参加者にどうなっていただきたいのかを想像しながら、自社に有効な催形式を検討していただけるとよいかと思います。