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若手社員の成長とGPDCAサイクルとの深い繋がりとは?

2021.12.24

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PDCAサイクルという言葉は聞いたことがある人も多いかと思います。いわゆるPlan(計画)→Do(実行)→Check(検証)→Action(改善)の頭文字をとった、業務遂行における一連の循環モデルのことを指します。一般的には「業務改善」などで活用することが多いのですが、実はうまく活用することで、若手社員の成長スピードを飛躍的に高めることもできるのです。

その仕事、目的が見えていますか?

まずありがちな失敗が、いきなり「実行」に移してしまうことです。スピード感が重要視される現代において、「まず実行してみる」という精神は確かに大切です。しかなしながら、それは経験あるビジネスパーソンが瞬時もしくは実行しながらも計画を立てられることが前提にあります。経験の浅いビジネスパーソンは、時間は短くとも、ある程度「何をすべきか」「いつまでにすべきか」「どのようにすべきか」といった“見通し”は事前に立てる必要があります。そこで重要なことが「計画」です。ただし、この計画にも落とし穴があります。そもそもの話として「なぜそれをやるのか?」という目的を明らかにすることです。

例えば「この資料を2部コピーとってきて」という指示を受けたとします。その際、目的が明らかなAさんと、目的が不明確なBさんを比較してみましょう。

Aさん「この資料は明日の大事な商談で使用するためのもの。2部コピーしよう」
Bさん「何に使うかはよく分からないけど、2部コピーしよう」

上記を見比べていかがでしょうか。行う作業は同じですが、何のためにという目的が理解できているのがAさんです。この場合、Aさんはいくつか疑問に思うことがあるかもしれません。

例えば、
・大事なお客様であればカラーかな?
・急な参加者のために予備も必要かな?
・念のためコピー前に内容をざっと目を通そうかな?
など

このように、目的がハッキリしていると、何かしらの疑問が浮かび、それを通じて「工夫しようとする余地」が生まれます。実は成長においてこの「工夫する余地」を生むことがとても大切なのです。

目的も一体化したG-PDCAサイクル

ここまで読んでお気づきの方もいるでしょうが、これはPDCAGoal(目的)を加えたGPDCAサイクルとも呼ばれるものです。PDCAサイクルを始める前に、達成したい「目的」を明確にする必要があるのです。「何のために」「誰のために」が曖昧なままでは、計画や実行もその場の思い付きになりがちで、生産的ではないのです。自身が成長するためにPDCAサイクルを活用する場合、「目的」をしっかりと意識するようにしましょう。なお、目的達成のために「目標」を置くことも大切です。具体的な目標をマイルストーンとしておくことにより、計画や実行により具体性を持たせることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。若手社員の成長のために、PDCAサイクルの活用が大切であることがお分かりになったかと思います。しかしながら、ただ闇雲にPDCAサイクルを回すだけでもダメで、そこにはきちんとした目的や目標を持っていることが前提になります。もし、このコラムを読んで「人よりも早く成長したい!」と感じる若手の方がいっらっしゃるようであれば、まず一つひとつの仕事の目的や目標を考えてみましょう。それを前提に計画を立て、実行し、検証で振り返り、改善を行っていくと、仕事の質も上がるはずです。仕事の質が上がれば、周囲からも認めてもらいやすくなり、結果として日々の業務で協力をスムーズに仰げるようになったり、あなた自身の評価にも返ってきますね。それができて初めて『自己成長のPDCAサイクルを回すことができた』と言えるのではないでしょうか。

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