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自身の価値観を知りビジネスに役立てるための「自己分析」とは

2023.03.27

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皆さんは自己分析をされたことはありますか?自己分析というと、就活生が自己アピールや強みの抽出のために行う印象がある方も多いかと思います。しかしながら、自己分析は必ずしもそういった方々のみに有用ということでもありません。

ある程度仕事に慣れた中堅社員から管理職に至るまで、「自身の価値観を知る」という自己分析を行うことで、自分の置かれた立場や環境を俯瞰して見つめるきっかけになったりもします。

自身の価値観を整理し人物像を見出す

「価値観」は人それぞれ異なります。ましてや多様化した現代においては、価値観も実に多種多様になっています。一昔前なら「○○であるべき」といった考え方も、今の時代では見直されることが良くニュースでも報道されています。例えば、典型的な例でいうと、セクハラやパワハラ、育児に関する考え方などが挙がると思います。

さて、そんな価値観ですが、自分自身の価値観はどのように把握できるでしょうか。ここではいつでも、誰でもできる、一つの簡単な方法をご紹介したいと思います。

  • まずは、以下に列挙したキーワードの中から、自分が大切にしていることを、直感で○をつけてみましょう。もしここにないキーワードがあれば、付け足しても構いません。

愛、正直、名誉、ポジティブ、温かさ、リーダー、約束、向上心、安定、真剣、優しさ、変革、癒し、信頼、ユーモア、情熱、サポート、真理、勇気、成果、思いやり、素直、友情、援助、感謝、正義、夢、責任、感動、誠実、喜び、オンリーワン、完璧、成長、理想、快楽、希望、肩書、礼儀、謙虚、尊敬、健全、健康、挑戦、家族、貢献、調和、純粋、チームワーク、強さ、幸福、公平、努力、ナンバーワン、最善、平和、真面目、規律、包容、趣味、実践、誇り、個性、自由、真心、奉仕

次に、選んだキーワードを大切だと思う順序で順位付け(最大5つまで)し、それぞれにその理由コメントを考えてみましょう。

  • 最後に、選んだ5つのキーワードと記載したコメントを読み返し、そこから見える自身の人物像をまとめてみましょう。例えばですが、順位の1,2番目に成長やポジティブが来ている場合、その理由コメントにもよりますが、成長志向を持ったかなり前向きな自分像が見えるかもしれません。

このように、単語ベースのものを直感で選び、それに対する理由付けで大切にしている背景を整理することで、自身の人物像を把握するすることができます。

その他の自己分析

他にも自己分析には様々な方法があります。例えば、心理テストや適性検査などは、定量的でもあり分かりやすいかもしれません。また、自身の過去を振り返る方法もいいでしょう。職場のメンバーとの付き合いがある程度長いようであれば、自身の人となりをインタビューするような手法もあります。この場合は、いきなり聞いてもなかなか答えにくいと思いますので、社内勉強会のようなイベントを催し、全員でお互いの人物像をインタビューし合うという方法が良いかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。一口で自己分析と言っても、自分自身で完結できるものから、他者も巻き込んで客観的な意見も交えて考えるものまで実に幅広く手法が存在します。ただし、注意しなければならないのは、この自己分析を「何のために」行うのか、ということです。就職活動以外にも、職場でのコミュニケーション促進のための手段、心理的安全性を高めるための手段など、その背景によっても自己分析の手法は異なるはずです。ぜひ、自身(自身が働く職場)にマッチした自己分析を行い、ビジネスに活かしてみてください。

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